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「おすすめ江戸時代の本」レビューコメント
生類憐みの令が発布された時代に生きる、釣りをことのほか愛する人々の感情が生き生きと描かれています。元来は時代(歴史)小説を敬遠しがちな自分ですが、時間を忘れて楽しむことができました。(残念なお知らせ/男性/40代)























[BOOKデータベースより]
最古の釣り指南書『何羨録(かせんろく)』を著した津軽采女(つがるうねめ)を中心に描く、釣りに憑かれた人々の活躍。元禄の世の釣り勝負の妙、名人の業。絵師朝湖と俳人其角が釣り上げた土左衛門の正体は!?
[日販商品データベースより]生類憐みの令で釣り人はどう生きたか
最古の釣り指南書『何羨録(かせんろく)』を著した津軽采女(つがるうねめ)を中心に描く、釣りに憑かれた人々の活躍。元禄の世の釣り勝負の妙、名人の業。絵師朝湖と俳人其角が釣り上げた土左衛門の正体は!?
こうやって、竿を出していれば、陸(おか)でのあれもこれもみんな夢みてえなもんだ。
「釣れぬ釣りも釣りじゃ。釣れぬからといって、じたばたせずともよい……」海に向かって、口の中に入れておいた小石をひとつずつ落とすように、采女はつぶやいた。釣れぬ釣りは、自分との対話である。糸を下ろしているのは、海の底ではなく、自分の心の底だ。――<本文より>
第46回吉川英治文学賞受賞