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[BOOKデータベースより]
自分の考えをいかにきちんと相手に伝えるか―。これまでの学校作文で求められていたものとはまったく違う大学の世界に学生たちは戸惑いを隠せない。書くことは考えること。自分の考え方をまとめ、文章にしていく桜美林大学の「文章表現」講座が始まって十年余。学生たちの伴走者となって四人の筆者が続けてきたことばの旅の記録である。
ことばの連鎖(好奇心の指さす方へ;パリでは赤い風が吹くという ほか)
「書くこと」を考える(「書くこと」とはなんなのか;「えーっ」から「ふぅ」まで ほか)
文章は自分の人生を決める(「八百長」にみる人情のことば;周囲を気にする若者たち ほか)
書くのも人間、読むのも人間(二〇〇一年、未知との遭遇?;あなたはプロの書き手だといえますか ほか)