マッチョになりたい！？

世紀末ハリウッド映画の男性イメージ

彩流社
國友万裕　

• 価格: 2,420円（本体2,200円＋税）
• 発行年月: 2011年07月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784779116476

内容情報

[BOOKデータベースより]

９０年代のあの人気映画を男性ジェンダーの視点で、読み解き、ポスト・フェミニズム時代の男性像とその行方を探る。

ポスト・フェミニズム時代の男性像
第１部　女は軍人、男はカウンセラー（マスキュリズムと男性差別―男性映画としての『Ｇ．Ｉ．ジェーン』；パワーに依存しない男性の創造―『グッド・ウィル・ハンティング』）
第２部　男を求める男たち（同性愛恐怖が引き起こした殺人劇―『アメリカン・ビューティー』；同一化の憧憬と同性愛的表象―『リプリー』；「男」になるためのイニシエーション―『ファイト・クラブ』；身体描写をとおして描くマチズモの挫折の物語―『アメリカン・ヒストリーＸ』）
第３部　見られる男、見つめる女（記号としての「男性裸身」とそれをめぐる視線―『ハート・オブ・ウーマン』を中心に；女性性の表出と女性性からの脱却―『トゥルーマン・ショー』；生殖なき時代のマスキュリニティ―『マトリックス』が描く男性表象）
九本の映画から見えてくるもの

[日販商品データベースより]

揺らぐアイデンティティ、父性の喪失、同性愛…。９０年代のあの人気映画９作品を、男性ジェンダーの視点で読み解き、ポスト・フェミニズム時代の男性像とその行方を探る。