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- 明治の歌舞伎と出版メディア
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ぺりかん社
矢内賢二
- 価格
- 4,950円(本体4,500円+税)
- 発行年月
- 2011年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784831512956
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[BOOKデータベースより]
明治になり、歌舞伎の型の伝承に対する危機感のなかで、型そのものを文字に残し、後代に伝える「型の記録」が生まれた。従来の歌舞伎史研究ではあまり触れられなかった「型の記録」を中心に、『歌舞伎新報』『歌舞伎』『演芸画報』などの演劇雑誌や新聞などの出版メディアと明治の歌舞伎について考察する。
第1章 明治期における劇評の諸相(六二連『俳優評判記』と新聞劇評;三木竹二の位置)
[日販商品データベースより]第2章 型の記録の成立と展開(『歌舞伎新報』における筋書;『歌舞伎』における型の記録;型の記録の記述方法における特色;「芝居見たまま」の成立と展開)
第3章 明治期歌舞伎における戦争物(出版メディアにみる『皐月晴上野朝風』の興行宣伝と受容;歌舞伎における日清戦争物)
明治になり、歌舞伎の型の伝承に対する危機感の中で、文字による「型の記録」が生まれた。本書では、その成立を中心に、劇評の変遷や時局物の発生など、歌舞伎と明治期の出版メディアの関係を考察する。