- 鈴木孝夫の世界 第2集
-
ことば・文化・自然
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2011年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784905194163
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[BOOKデータベースより]
第1章 鈴木孝夫の記念講演(グランド・セオリーとしての『私の言語学』をめざして(タカの会第三回);『教養としての言語学』に盛り込んだ大胆な企てとは?(第四回);『日本人はなぜ英語ができないか』、その文明史的考察(第五回))
[日販商品データベースより]第2章 鈴木孝夫、若者たちと談論風発(講話 下山の時代を生きる知恵と覚悟と哲学とは?―『私は、こう考えるのだが。』をめぐって(第一回軽井沢合宿))
第3章 鈴木孝夫研究の進展をめざして(人間の顔をした言語学―鈴木言語学のいくつかのポイント;航路を照らす灯台のように(続);鈴木孝夫とラボとの幸運にして相乗的な出会い―ラボ草創期は、グランド・セオリーとしての鈴木言語学の揺籃期でもあった)
第4章 鈴木孝夫先生から学んだこと、考えたこと(新しい「グローバル化」への転換―自分なら何ができるか;ことばを武器として世界と対峙する;西欧知の黄昏にて、動物的原理・植物的原理―鈴木孝夫と三木成夫;われわれは何処へ行くのか―知的放浪と鈴木孝夫流言語哲学について;自己確立と協調性を結ぶビッグ・ピクチャー―第一回軽井沢合宿を通して考えたこと)
第5章 連載論考(第二回)(弟子は取らず鈴木孝夫の家庭環境;「空の記号」の魔法の力―鈴木言語学でチョムスキーの謎を解く)
鈴木孝夫氏は、『ことばと文化』『人にはどれだけの物が必要か』等の名著を数多く世に送り出してきた言語社会学者です。しかし、学問の枠にとらわれず、哲学、社会学、心理学、英語学、動物行動学、文化人類学等さまざまな領域におよび、多くの人びとの心を捉え、影響を与えています。
本書は研究会の第3回〜第5回の講演3回分の記録と、学生中心の軽井沢合宿での講演・質疑応答を収録。ほかに鈴木氏の子ども時代を話題にした連載記事など、充実した読み物になっています。
東北大震災以降、日本中の人びとの暮らしや意識が変わらざるを得ない状況において、40年以上前から、原発をやめても生きていける徹底した節電やリサイクルの生活を信条とし、楽しげに実践してきた鈴木孝夫氏の生き方と人生観にもふれることができ、興味深い一冊になっています。