この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- バッハ、神と人のはざまで
-
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2021年04月発売】
ゲスト さん (ログイン) |
HonyaClub.comアフィリエイトプログラム終了のご案内
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)、洋書など在庫も充実
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2021年04月発売】
[BOOKデータベースより]
ヴァーグナー芸術の特徴である理想主義には、恐るべき現実性がひそんでいた。「反ユダヤ主義」―古来ヨーロッパ精神に伏流し、19世紀後半ドイツにおいて異常な高まりを見せ、20世紀にナチスによる大破局を招くことになる思想が、ひとりの作曲家の精神構造にどのような影響を与え、その芸術にどのような刻印を残したか。これまで観念的に語られてきたヴァーグナー芸術と反ユダヤ主義との関係を、彼の音楽作品、論文、書簡、妻コージマの日記、同時代の資料などをもとに徹底的に洗い直し、実証した画期的研究。
第1章 ヴァーグナーと反ユダヤ主義(ヴァーグナーの革命志向とユダヤ人問題の結びつき;コージマの『日記』に見られるヴァーグナーの反ユダヤ観発展の諸相と同時代のドイツにおける反ユダヤ主義;ヴァーグナーとユダヤ人との交友)
[日販商品データベースより]第2章 ヴァーグナーの舞台作品に見られる反ユダヤ的思想(「ユダヤ的」貨幣経済と『ニーベルングの指環』;『ニュルンベルクのマイスタージンガー』におけるユダヤ人カリカチュア;『パルジファル』における腐敗)
第3章 「未来の芸術作品」と19世紀後半のドイツ精神(「未来の人類」のために―時代精神からの「ドラマ」の誕生;理想と現実)
人類愛を謳い上げる理想主義には、恐るべき現実性が潜んでいた。これまで観念的に語られてきたヴァーグナー芸術と反ユダヤ主義との関係を、彼の音楽作品や書簡、同時代の資料をもとに洗い直し、実証した画期的研究。