- 定本夜戦と永遠 上
-
フーコー・ラカン・ルジャンドル
河出文庫 さ26ー1
- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2011年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784309410876
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[BOOKデータベースより]
重厚な原典準拠に支えられ、強靱な論理が流麗な文体で舞う。誰もがなし得なかった徹底的な読解によって、現代思想の常套を内破する「永遠の夜戦」の時空が、今ここに浮かび上がる―。『切りとれ、あの祈る手を』で思想・文学界を席巻した佐々木中の原点にして主著、補遺論文を付して遂に定本なる。女性に‐なる‐ラカンが叫び、知られざる泰斗・ルジャンドルが微笑する。恐れなき闘争の思想が、かくて蘇生を果たす。
第1部 ジャック・ラカン、大他者の享楽の非神学(何故の難解さか;“鏡”という装置―ナルシスに囁くエコー;享楽のレギュレータ―ファルスと対象a;女性の享楽、大他者の享楽―精神分析の臨界点;表象と死体―ハイデガー・ブランショ・ギンズブルグ)
第2部 ピエール・ルジャンドル、神話の厨房の匂い(「彼らは戻って来る。刃を携えて」―ルジャンドルとは誰か;“鏡”の策略―政治的愛と「ドグマ」の意味;根拠律と分割原理―「何故」の問い;系譜原理と“父”―誰かの子であること、誰かの親であること;世俗化を相対化する―“中世解釈者革命”と「国家の期限」)