この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 30年後に絶対後悔しない中古一戸建ての選び方 2023〜2024年版
-
価格:1,991円(本体1,810円+税)
【2023年05月発売】
- 大きく考えることの魔術 新装版
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2023年08月発売】
ユーザーレビュー (1件、平均スコア:3)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
- beapea
-
「もってる人」とはどのような人か、スポーツ選手を例に、具体的に人物像を描いてみた本
「モチベーション」をテーマにしたコンサルティングを手がけるリンク・アンド・モチベーションの社長が、
・「もってる」人の定義
・「もってない人」をパターンわけ
・「もってる」人になるための思考パターン、習慣
をまとめた本です。
本書で推奨されている「思考法」や「習慣」には、特に目新しいことはありません。
では本書の特徴は何かと言うと、それは「具体性」だと思います。
たとえば、ただ「イライラを行動で示してしまう人」と説明するだけでなく、「エレベーターのボタンを何度も連打する人」と書き加える。
また、「もってる」人の説明では、誰もが知っているスポーツ選手の、誰もが知っている試合(オリンピックなど)が例として多数登場します。マスコミのインタビューで話した言葉が、どれだけ彼らの本音であるかはともかく、筆者の定義する「もっている」人の人物像が、非常にイメージしやすいことは確かです。
こういった「思考法」「習慣」本を読む一番の目的が、「自分に足りないところに気付いて軌道修正する」ことであるならば、「具体的である」「イメージしやすい」というのは重要なポイントかと思います。
抽象的に「怒りや不安など、感情にとらわれる」と書かれていても「こういう人いるよね〜」なんて他人事として読み飛ばすところですが、こう具体的に「乗っていたバスが渋滞に巻き込まれると、気が気ではなくなってそわそわ」する人、と示されると、思い当たる節が・・・。
ちなみに本書は、「流行語にもなっている"もっている人"ってどんな人だろう」と、著者含め 3人のスタッフで協議しながら書いた本だそうです。一人の個性的な論者が自説を主張する時のようなとんがった感じはないですが、読みやすくまとまった本だと思います。
[BOOKデータベースより]
野球の斎藤佑樹、サッカーの本田圭佑、ゴルフの石川遼など、「不確実な勝負の世界で、奇跡を何度も起こす人」のことを「持ってる人」と呼ぶ。彼らが単なる勝者・成功者と異なり、奇跡を“繰り返せる”のはなぜか。類希な強運と不断の努力は当然のことながら、「持ってる人」は、勝つ可能性を最大限まで高めるために、他人を意識せず自分に集中し、感情的にならず行動し、過去にとらわれない。さらに、周囲の応援と祈りを自分に引きつけて、不可能を可能にし、感動を呼ぶ。「持ってる人」に学べ。
第1章 「持ってる人」が世間を賑わせている
[日販商品データベースより]第2章 「持ってない」人になってしまうカラクリ
第3章 「持ってる人」はものごとを分けて考えている
第4章 他人・感情・過去は変えられないのか?
第5章 「持ってる人」の世界観
第6章 「持ってる人」の正体
イチロー、斎藤佑樹、本田圭佑、石川遼…。「持ってる人」が単なる勝者・成功者と異なり、奇跡を繰り返せるのはなぜか。「持ってる人」の世界観、4つの行動原理などを解説し、その秘密に迫る。