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- 瑠璃でもなく、玻璃でもなく
-
- 価格
- 715円(本体650円+税)
- 発行年月
- 2011年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087466966
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:3)
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- 寅吉
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恋愛は不安との戦い、結婚は不満との戦い
レビュータイトルは本書に出てきた言葉です。
うーん至言!!
技術系サラリーマンの妻と、不倫相手のOL。
妻は憧れていたはずの専業主婦としての暮らしが色あせてみえてきて、バリバリ働く友人が眩しく見える。
一方不倫相手のOLの方は、最初は「愛だけあればいい」と思って始めた恋愛に不安を感じ、結婚をする友人たちが眩しく見えている。
どちらも今の立場に満ち足りない思いを抱えていて、男の決断に振り回される。
恋愛小説は苦手だ。
しかも不倫となると、バカの群れの話のような気がしてしまう(登場人物たちが必死になればなるほど)
本書についても「バカだなぁ」という感想がまず第一だが、女性たちが悩み、傷つき、でも前に進んでいく様は非常に爽やかで、共感できる。
不倫、離婚という、モラル的には許されないことだけれども、それを経たからこそ「幸せ」を自覚できるようになった二人。もし不倫、離婚がなければ漠然と不安と不満を抱えたまま何十年も暮らしていくことになるわけで、どっちが良かったのか判断に迷うところではある。
[BOOKデータベースより]
美月・26歳・未婚・OL・妻がある会社の同僚と不倫中。英利子・34歳・既婚・専業主婦・子供なし。バリバリ働く友人を最近眩しく感じている。将来像を描けない不安を抱える美月と、単調な毎日に漠然とした不満を覚える英利子。恋も家庭も仕事も自由な時間も、他人にあって自分にないものは妬ましい。女はどこまで欲張りなのか。結婚という選択はどれだけ女の人生に影響を与えるものなのか。
[日販商品データベースより]恋人という不安VS.妻という不満
結婚に憧れながら、同じ会社の朔也と不倫を続けるOLの美月。望んで結婚したけれど、生活に不満を感じている朔也の妻の英利子。恋愛と結婚の本音をリアルに描く長編。(解説/吉田伸子)