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[BOOKデータベースより]
まどさんは言う―。「『永遠』というものを言おうとしたとき、どう言えば『永遠』が言えるのか」―と。「どう言っても、どう描いても、言わないこととおなじようなものかもしれないんだけれども…、それでも、言ってみたいと思うんです」―そんな詩人の想いを、画家がうけとめ、一冊の絵本となって届けられた、永遠へとつながる深呼吸…。
[日販商品データベースより]空気は、あらゆる生き物の中を出入りしながら地球をめぐっている。世界中の、あらゆるものをつないで流れていく「くうき」。……すべてのつながりを謳う詩が清々しい1冊の絵本になりました。
100年を見つめてきた国際アンデルセン賞受賞詩人まど・みちおの詩の絵本。
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目には見えないけれど、「くうき」はそこにある。だれかれのへだてなく、まったく普通に、気づかせもせずに、そこにいてくれる。ぼくの胸にあった「くうき」は、ママの中にいたもので、今度はパパの胸の中にはいっていく。同じ家に、同じ国に、いや同じ地球に住んでいれば、いつか全ての生き物の胸の中を「くうき」がゆきわたり、あらゆるものをつないで流れていく……。詩人まど・みちおさんの詩をもとに誕生したこの絵本。いつでもそこにあるけれど、普段はその存在を気にすることもない「くうき」。それを絵として表現しているのは画家ささめやゆきさん。つかみどころのない言葉のようで、でも、地球上に存在する私たちを確かにつなげてくれているのは「くうき」なのだということが、しっかりと伝わってきます。自分の隣にいる人を、どこかにいる知らない誰かを、地球上の全ての生き物を、そして今はもういないあの人のことを。この絵本を読むことで、不思議といつでも思い返してしまうのです。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
くうき 目に見えないものを 絵にするの難しさ
まどみちおさんは あとがきに 書いてられます。
まどみちおさんのくうきのとらえ方が なかなか ユニークです
生活している ぼくの家族(ママ パパ) みんながくうきをすっていきています
地球中のみんなが 地球にいきる 全ての動物や 虫や 鳥 花
みんなが くうきのおかげで 生きているのですね
森の木がはく くうきをぼくらにはいり ひとつの からだを めぐる 血のせせらぎの ように 胸から 胸へ 詩が 胸の中におちます
ささめや ゆきさんの絵が またいいのです
ますみちをさんは すべての いきものが 兄弟であることを・・・と
しめくくっています
なんども なんども くりかえして 読んでみたい詩です
絵本にするのも 難しかったでしょうが 子供たちに伝えのには良い方法だと思えました
詩を耳で聞く これもまた良いと思いました
今日 3年生の授業の時間で、ストーリーテリングの中の一つに
くうきの 絵本を読みました(私と一緒のお話サークルのメンバーの人が読んでくださいました)
私も子供たちと一緒に聞き 見ました
そして もう一度 ゆっくり読んでいます
よんでもらうのも いいですし 自分で 声だして読むのも良い絵本でした
皆さんも 読んでみてください!(にぎりすしさん 50代・京都府 )
【情報提供・絵本ナビ】