- いっすんぼうし
-
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2011年02月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784251011602
[BOOKデータベースより]
「さむらいのしゅぎょうをしに、みやこにいきたいのです」こしにはりのかたなをさしたいっすんぼうしは、おわんのふねにのり、はしのかいをつかって、川をのぼっていきました。
[日販商品データベースより]伝承によって内容の異なる『一寸法師』には、計略で出世するタイプもありますが、山下明生版では、自らの力で正々堂々と幸せを得る物語。体の小さな一寸法師が、知恵と勇気で道を切り開き、成功をつかんでいく様子をわかりやすく表現しています。そして、一寸法師のサイズで見る世界や、独創的な造形の赤鬼と青鬼などを、絵本作家の山本孝がいきいきと力強く描き、冒険物語の楽しさにあふれた昔話絵本に仕上げています。
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もちろん、昔からある話なので内容は知っていたのですが、私は出だしに興味をもちました。
子供のできないふうふに神様がおやゆびにも足りない子をさずけてくれ、とても、喜び大切に育てていたのですが…。
このいっすんぼうしが大きくならないのでこのふうふはこんなことをいうのです。「なんで かみさまはこんななさけない子をさずけてくれたんやろか。 これなら、ねこのほうが、まだやくにたつ。」っと。
一方、いっすんぼうしはこの話を聞いて、このままだと追い出されるので、そのまえに、こっちから出て行ってしまおうっと。
私が覚えていなくて昔からこういう話だったのか、それとも、現代風にアレンジされたのか、どっちか分かりませんが、ここの部分がとても印象深く心に残りました。
待望の子供なのにこのふうふのつめたさ、そして、いっすんぼうしのいさぎよさ、なんだかさみしいものがあり、唖然としました。
最後に登場するおには、あそんでもらいたそうな顔をしててかわいかったです。(さるボンボンさん 30代・鹿児島県 女の子6歳)
【情報提供・絵本ナビ】