- 大恐慌のアメリカ
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ポール・クローデル外交書簡1927ー1932
叢書・ウニベルシタス 951
La crise,Amerique 1927ー1932.- 価格
- 3,520円(本体3,200円+税)
- 発行年月
- 2011年01月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784588009518
[BOOKデータベースより]
1929年の「ウォール・ストリートのパニック」を軸に、その前後におけるアメリカの政治情勢と経済の状況を伝える詩人外交官のドキュメント。歴史的証言であることはもとより、今日の金融経済分析にも大きな示唆を与える第一級の原資料。
一九二七年末のアメリカにおける経済の一般的状況
アメリカの失業
アメリカの繁栄、その原因と状況、それを脅かす危険
アメリカの「チェーン方式」と小売の再編
クーリッジ大統領政権
帰任の印象
休戦十周年記念日のクーリッジ大統領の演説
一九二七年のアメリカの対外収支と対外資本投資
農産物関税価格引上げ問題
ウォール・ストリートの投機〔ほか〕
1929年の「ウォール・ストリートのパニック」を軸に、その前後におけるアメリカの政治情勢と経済の状況を伝える詩人外交官のドキュメント。今日の金融経済分析にも大きな示唆を与える第一級の原資料。
なぜ同じ過ちが繰り返されるのか。1929年の「ウォール・ストリートのパニック」を軸に、その前後におけるアメリカの政治情勢と経済の状況を伝える「詩人外交官」のドキュメント。クローデルが目の当たりにし、また予想もしていた「アメリカの繁栄」からくる金融・経済の危機、すなわち大恐慌、今風に言えば「バブル経済の崩壊」とはどんなものだったのか。歴史的証言であることはもとより、今日の金融経済分析にも大きな示唆を与える第一級の原資料。