日本人と中国人はなぜ水と油なのか

ベスト新書　３１４

ベストセラーズ
太田尚樹　

• 価格: 817円（本体743円＋税）
• 発行年月: 2011年01月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784584123140

内容情報

[BOOKデータベースより]

なぜ、中国では模造品や海賊版が氾濫するのか。地獄の沙汰も金次第という、中国の金銭倫理の根はどこにあるのか。日本がかつてもっていた、中国に対する崇拝の念はいつ崩れたのか。そのとき、日本は中国の何をダメだと断じたのか。反対に、戦後、中国は日本の文化や思想までも模倣しながら、その一方で、いったい日本の何をダメだと断じ、憎んでいるのか。異質性の根源に迫る。

第１章　日本と中国にとっての西洋文明
第２章　東洋思想とキリスト教
第３章　稲作地帯だけに普及した仏教
第４章　東洋医学は科学的か
第５章　満州国建国は中国への侵略か
第６章　愚かだった日中戦争
第７章　したたかな中国、お人好しの日本
第８章　個人としての中国人と日本人
第９章　もの静かな華僑

[日販商品データベースより]

なぜ日本人と中国人はこれほどまで肌が合わないのか。本書では、日中両国の間に流れた２０００年の時空間にまで遡り、文明、文化の大きな枠の中で、国民性の原点を見直す。近くて遠い隣国との付き合い方。