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- 地霊の復権
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自然と結ぶ民俗をさぐる
岩波書店
野本寛一
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2010年12月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000238663
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[BOOKデータベースより]
地霊は開発による痛みに耐え、過疎地では忘れ去られて孤絶感を深める。そして都市部の地霊は表層をコンクリートで固められて窒息状態にある。岐阜県高山市上宝町田頃家では家を建て替える時、屋敷地を一旦自然にもどした。「菜蕎麦三日」と称して蕪や蕎麦は三日で芽生える。芽が出れば屋敷地は自然にもどったことになる。ここには地霊に対する人の思いと礼がある。地霊や小さな民俗神を見つめ直すことは環境論の原点でもあり、現代人を蘇生させる道にもつながる。
序章 地霊の相貌
1章 地霊の嘆き―開発と忘却
2章 地霊の称揚と鎮め
3章 地霊探索の試み
4章 信仰空間を歩く
5章 森と環境伝承
6章 地霊と死霊
終章 地霊と環境