[BOOKデータベースより]
A篇 曲げ解析の前提となる諸事項(曲げ変形解析の基礎;曲げ解析に対する障壁;曲げ変形の解明に関わる注意事項(8項目))
B篇 純曲げ変形の解明(曲げモーメントは計算では求められない;純曲げ変形の力学解析;スプリングバック ほか)
C篇 実用されている多様な曲げ変形の解析(無視されてきているSangdahl et al.の実験データ;片持ち梁と3点曲げの塑性変形;V曲げとU曲げ―型を使う曲げ ほか)
長らく報告されることのなかった金属板材の曲げ変形について、ひずみゲージと形状測定機を使って調査した結果を解説。新規に解明した諸現象を報告するとともに、既存の説の妥当性についても検討した。材料力学の主役的存在である“曲げ”に対する新たな認識をうながす一冊である。