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[BOOKデータベースより]
R・シュトウラス『サロメ』初演の日、過去と未来が衝突し数世紀が一夜にして過ぎ去った。シェーンベルクは引き返せない一歩を踏み出す。クラシック音楽はどこへ向かったのか。複雑な系譜を一望。各国絶賛の圧巻の音楽史。待望の邦訳。全米批評家協会賞ほか受賞の注目の音楽批評家による記念碑的デビュー作。
第1部 一九〇〇‐一九三三年(黄金時代―シュトラウス、マーラー、そして世紀末;ファウスト博士―シェーンベルク、ドビュッシー、そして無調;大地の踊り―“祭典”、民衆、ル・ジャズ;見えない人間―アイヴズからエリントンまでのアメリカの作曲家たち;森から現れる霊―ジャン・シベリウスの孤独;網を張る町―二〇年代のベルリン)
第2部 一九三三‐一九四五年(恐怖の芸術―スターリン時代のロシアの音楽;万人のための音楽―F・ルーズヴェルト時代のアメリカの音楽)
全米批評家協会賞ほか受賞の注目の音楽評論家による記念碑的デビュー作、待望の邦訳。魅力的な群像、目から鱗のエピソード、楽曲分析、文化批評を駆使して、圧巻の音楽史を描いて見せる。
[商品紹介]
全米批評家協会受賞の壮絶な音楽文化史
20世紀のクラシック音楽を題材にし、各国で絶賛された一冊の待望の邦訳。魅力的な作曲家の群像、目から鱗のエピソード、楽曲分析、文化批評を駆使して圧巻の音楽史を描くということを試みています。私はクラシック音楽を全く聴かない人間ですが、はしがきを読んだだけで、物語としての面白さに引き込まれます。同時刊行の2巻と一緒に圧倒的な読書体験をしてみてはいかがでしょうか?