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[BOOKデータベースより]
なぜ、日本のサッカーは決定力に欠け、勝負どころの試合を落とすことが多いのか。代表監督が替わるたびに特色あるチームづくりが話題になり、期待が高まるがこの課題だけは、解消しない。W杯南アフリカ大会での戦い方が「守備的」だったとする批判と、その戦法ゆえにベスト16が実現したという「現実」がある。改めて日本が目指すべきプレースタイルとは何か、という問題が提起された。4年後のブラジル大会に向けて、理想のプレースタイルの追究という「課題」と、日本代表の「現実」を、どのようにすり合わせていけば良いのか。検証する。
第1章 「日本人らしさ」の利点を再考させた闘い
第2章 12年間克服されない課題を考える
第3章 日本を勝利に導く指導、采配とは?
第4章 日本人の好みがつくる日本選手のプレー
第5章 日本のサッカーについて認識し直すべきこと
第6章 決定力の育たない日本サッカーの環境を考える
第7章 ポスト2010年に意識すべきこととは
なぜ日本のサッカーは決定力に欠けるのか、日本人選手はシュートに意欲的ではないのか。積年の疑問にスポーツ・ジャーナリストがメスを入れる。ザック・ジャパンが引き継ぐ日本代表の資産と負債を徹底分析した1冊。
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[商品紹介]
入らないのは打たないからです
何で日本のサッカーはシュートが決まらないのかといいますと、そもそもシュートを打たないからです。いくらパスで崩していても打たなければ入りませんよね。ある意味ではそれが「日本らしい」サッカーといえるかもしれませんが・・・。パスで崩すという過程のみに固執してしまっている辺りに、日本人の勤勉さが出ている気もします。また、決められないのは単純に技術の差と言えるかも知れません。