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[BOOKデータベースより]
「のらくろ」作者の田河水泡に師事。寺田ヒロオ、藤子不二雄(A)、藤子・F・不二雄、赤塚不二夫、石ノ森章太郎たちとの「トキワ荘」での青春。時代とその個性ゆえ導いた挫折…。「廃業」後の40年、孤独死にいたるまでの生涯を追ったノンフィクション。終生描き続けた、「孤高のまんが道」。代表作「赤い自転車」127頁・完全収録。
ある無名漫画家の死
岡山から始まった“まんが道”
田河水泡門下をへて独立へ
「新漫画党」結成と学童社の倒産
輝ける青春・「トキワ荘」の時代
貸本漫画衰退、漫画家廃業を決意
夜の世界と流転の日々
トキワ荘解体、ドキュメンタリー番組出演
晩年の生活と『烏城物語』
併載『赤い自転車』森安なおや・作
森安なおや・作品リスト
「トキワ荘」の伝説は終わらない。「のらくろ」の田河水泡に師事、トキワ荘での青春。時代とその個性ゆえ導いた挫折。廃業後の40年、孤独死に至るまでの生涯を追う。終生描き続けた、「孤高のまんが道」。
[商品紹介]
壮絶なるまんが道・・・
森安なおや氏という漫画家をご存知でしょうか?森安氏はあの「トキワ荘」の住人であり、赤塚不二夫、石ノ森章太郎たちとともに青春を送ったものの、時流に乗れず漫画家を「廃業」し、40年間職を転々としつつも漫画を描き続けた、無名の漫画家です。漫画家を志した若者の夢と挫折の物語でもあると同時に、「トキワ荘」という伝説のひとコマを伺い知れる一冊ですが、なによりも壮絶にみえる人生をひょうひょうと生きた森安氏の人間的魅力が溢れている1冊です。