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講談社学術文庫 2019
講談社 佐貫亦男
点
ライト兄弟はどうして大空を飛べたのか。それを可能にしたものは、勇気と主体的な制御思想だった。空が不安定なものであることを受け入れ、過度な安定に身を置かず、自らが操縦桿を握ることで安定を生み出すのだと。それはわれわれの人生に重なる発想ではないか―。現代社会を生きる人々に航空工学の泰斗が贈る不安定な時代を生き抜く逆転の発想。
1 飛行機安定への遠い路(まず飛行の志―安定の前に;飛行安定は精神の安定から―ケーリーの飛行機研究;飛行機安定の基本原理―それはヤジロベエにすぎない;不幸な天才―心の安定を失うとき ほか)2 安定の思考(ヘリコプターは皿まわしである―不安定でも救いはある;コマは小宇宙である―自立安定の最低条件;過度の安定は悪である―強引な安定化は混乱のもと;安定なシステムは立ち上がりが悪い―おっちょこちょいの効用 ほか)
ライト兄弟はどうして大空を飛べたのか。それを可能にしたものは、勇気と主体的な制御思想だった。空が不安定なものであることを受け入れ、過度な安定に身を置かず、自らが操縦桿を握ることで安定を生み出すのだと。それはわれわれの人生に重なる発想ではないか――。現代社会を生きる人々に航空工学の泰斗が贈る不安定な時代を生き抜く逆転の発想。(講談社学術文庫)なぜライト兄弟は空を飛べたのか――安定を捨てよ!不安定なシステムをみずから操縦し、自由な大空へ飛び立て!ライト兄弟はどうして大空を飛べたのか。それを可能にしたものは、勇気と主体的な制御思想だった。空が不安定なものであることを受け入れ、過度な安定に身を置かず、自らが操縦桿を握ることで安定を生み出すのだと。それはわれわれの人生に重なる発想ではないか――。現代社会を生きる人々に航空工学の泰斗が贈る不安定な時代を生き抜く逆転の発想。われわれは安定という表現を誤って理解し、誤って使用していたのではなかろうか。(略)われわれは人生を、また社会を、手放し飛行で飛んでいるのではない。われわれは自分を、会社を、政体を完全に、あるいは部分的でも操縦、すなわち、制御する能力があり、責任があり、可能性がある。そのとき、人生または社会が安定であることは望ましいが、たとえ不安定であっても希望はある。むしろ、不安定な人生や社会を乗りきろうとするときこそ、積極的に変革しやすいかもしれない。――<本書より>※本書の原本は、1977年、ダイヤモンド社から刊行されました。
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
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[BOOKデータベースより]
ライト兄弟はどうして大空を飛べたのか。それを可能にしたものは、勇気と主体的な制御思想だった。空が不安定なものであることを受け入れ、過度な安定に身を置かず、自らが操縦桿を握ることで安定を生み出すのだと。それはわれわれの人生に重なる発想ではないか―。現代社会を生きる人々に航空工学の泰斗が贈る不安定な時代を生き抜く逆転の発想。
1 飛行機安定への遠い路(まず飛行の志―安定の前に;飛行安定は精神の安定から―ケーリーの飛行機研究;飛行機安定の基本原理―それはヤジロベエにすぎない;不幸な天才―心の安定を失うとき ほか)
[日販商品データベースより]2 安定の思考(ヘリコプターは皿まわしである―不安定でも救いはある;コマは小宇宙である―自立安定の最低条件;過度の安定は悪である―強引な安定化は混乱のもと;安定なシステムは立ち上がりが悪い―おっちょこちょいの効用 ほか)
ライト兄弟はどうして大空を飛べたのか。それを可能にしたものは、勇気と主体的な制御思想だった。空が不安定なものであることを受け入れ、過度な安定に身を置かず、自らが操縦桿を握ることで安定を生み出すのだと。それはわれわれの人生に重なる発想ではないか――。現代社会を生きる人々に航空工学の泰斗が贈る不安定な時代を生き抜く逆転の発想。(講談社学術文庫)
なぜライト兄弟は空を飛べたのか――
安定を捨てよ!
不安定なシステムをみずから操縦し、自由な大空へ飛び立て!
ライト兄弟はどうして大空を飛べたのか。それを可能にしたものは、勇気と主体的な制御思想だった。空が不安定なものであることを受け入れ、過度な安定に身を置かず、自らが操縦桿を握ることで安定を生み出すのだと。それはわれわれの人生に重なる発想ではないか――。現代社会を生きる人々に航空工学の泰斗が贈る不安定な時代を生き抜く逆転の発想。
われわれは安定という表現を誤って理解し、誤って使用していたのではなかろうか。(略)われわれは人生を、また社会を、手放し飛行で飛んでいるのではない。われわれは自分を、会社を、政体を完全に、あるいは部分的でも操縦、すなわち、制御する能力があり、責任があり、可能性がある。そのとき、人生または社会が安定であることは望ましいが、たとえ不安定であっても希望はある。むしろ、不安定な人生や社会を乗りきろうとするときこそ、積極的に変革しやすいかもしれない。――<本書より>
※本書の原本は、1977年、ダイヤモンド社から刊行されました。