毛沢東の同志馬海徳先生

アメリカ人医師ジョージ・ハテム
Ｔｈｅ　ｐｅｏｐｌｅ’ｓ　ｄｏｃｔｏｒ．

海竜社
エドガー・Ａ．ポーター　菅田絢子　福島有子　鈴木恭子　

• 価格: 4,180円（本体3,800円＋税）
• 発行年月: 2010年09月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784759311525

内容情報

[BOOKデータベースより]

２０世紀初頭、２３歳のアメリカ人医学生が混乱の上海に上陸した。毛沢東、周恩来とともに激動の時代を歩んだ、楽天的で誠実な一人の男の数奇な運命の物語。

世界中の人に馬海徳先生と呼ばれたアメリカ人
移民の子―“頭のいい知的で哲学的な男”
三つの学校、三つの国―ベイルートからジュネーブへ
まもなく帰ります―なぜ、中国へ行くつもりになったのか？
地下活動にかかわる―中国共産党のために医療活動、政治活動
紅軍の招き―共産党が求めたジャーナリストと医師
二人の山賊、毛沢東に会いに行く―ハテムが消えたわけ
新しい名前、新しい生活―医者として、スポークスマンとして
ごたごたから一歩離れて―共産党員として、党のために
どこまでも楽天的な男―人道主義の同志ベチューン医師の陰で
蘇菲との結婚
父親となり、公衆衛生への強い関心
アメリカの政策転換に振り回される
アメリカ政府から疑惑の目で
中国国籍を得、建国の苦難をともにした党員
地方から性病を一掃するために
父との三三年ぶりの再会
文化大革命に参加せず
アメリカ中の新聞に報道された
ハンセン病根絶まであと二年、それを見たい！

[日販商品データベースより]

中国の指導者や兵士たちの治療にあたり、性病やハンセン病に苦しむ人々を救うべく全力を注いだアメリカ人医師・馬海徳。毛沢東、周恩来とともに激動の時代を歩んだ、楽天的で誠実なひとりの男の数奇な運命の物語。