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[BOOKデータベースより]
ローマ書の読みを転倒させる。メシアの論理と伝統に連なることで、新たな“神の民族”という普遍的な共同性の創始を目指したパウロ。信仰と法、召命と排除、精神性と世俗性…ユダヤ教の救済と解放のヴィジョンを参照枠として、プロテスタント的な解釈の礎石を突き崩していく。描き直されたパウロ像を起点として立ち上がる精神の系譜、ニーチェ、カール・シュミット、カール・バルト、フロイト、ベンヤミン―世俗化と啓蒙の「近代」という図式に穴をうがつ、一つの知の気圏と、知られざる思想史の風景。
第1部 読解パウロとモーセ―新たな“神の民族”を創始すること(ローマ書の宛先;ノモス 法と正当化―ローマ書八および九〜一一の読解;選びと拒み―ローマ書八・三一〜九・五およびバビロニア・タルムードのベラホート篇三二aの読解;プネウマ 救済史における凌駕、現世の超克―ローマ書九〜一三の読解)
第2部 影響史パウロと近現代―メシア的なものの形象変容(この世の他所者―マルキオンとその後続者たち;絶対的なものの熱心者と決断の熱心者―カール・シュミットとカール・バルト;世界政治としてのニヒリズムと美学化されたメシアニズム―ヴァルター・ベンヤミンとテオドーア・W.アドルノ;聖書宗教からの脱出―フリードリッヒ・ニーチェとジークムント・フロイト;ヤーコプ・タウベスとカール・シュミットの歴史)
タウベスの手紙