[BOOKデータベースより]
ぼくのなまえはイグナート。ちっぽけなネズミのぼくは、いつも涙目、ひとりぼっち。そんなぼくにも、生まれてはじめて友だちができた。ナタリア。口は悪いけど、ぼくにパンを分けてくれたやさしい人だ。でも、ナタリアはいなくなった。いやがるナタリアを、兵隊がつれさった。ちっぽけなぼくだって、たまにはでっかいことをおもいつく!ナタリアに会いにいこう。旅に出るんだ。
[日販商品データベースより]弱虫で友だちもいないネズミのイグナートは、冬のある日、ひとりの少女と出会う。食べ物を分けてくれた少女と心を通わせるイグナートだが、翌朝少女は兵隊たちに連れ去られ…。ちっぽけなネズミの大きな物語。
ゾロリ寄り構成の児童書で読みやすそうだったので借りました(内容はコメディではないですよ)
最初からなんだかものかなしくて。
ねずみのイグナートが僕なんか必要ない、といわんばかりの寂しさです(半分いってたかなあ)。
でも、これは児童書。
なにか希望がありそうな雰囲気があって。
今の8才の長男と姿がかぶり、希望をみて読んでみました。
長男は学校不安により不登校ぎみです。
自分に自信がありません。基本は俗に言うよわむしかもしれません。
そんな長男と姿をかぶらせながら、読んでしまいました。
希望もあって面白かった。
でも大人からしたら物足りないのとわかりずらいかなあ。イグナートの涙目ねずみ設定なのがいるかな?と。泣いてるんじゃなくて模様なのか?絵がわかりずらいのかな。。。
長男は読みはじめたら止まらなかったみたいで、一気に読み、面白かった、といっていました。
でも基本半分はもの悲しい雰囲気です。
だけど面白かったってことは、なにか感じたものがあったのかもしれません。
生きることに希望をもてたらいいなと思います。(ほんもふさん 30代・岐阜県 男の子8歳、男の子6歳、男の子4歳)
【情報提供・絵本ナビ】