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[BOOKデータベースより]
1 人はなぜ歌を詠むのか
[日販商品データベースより]2 「戸令」から見た婚姻の実態
3 恋の禁忌性
4 集団の歌と個人の歌
5 皇子、皇女たちの恋
6 玉梓の使
7 天平の恋
8 恋の主題化
9 ミヤビと神仙思想
10 恋歌の表現
ことばの精緻な綾織である歌は、表現者の心を美しく装う。日本語の原点である「万葉集」から恋の歌を取り上げ、今なお惹きつけられてやまない美しい情念の数々を読み、相聞歌の世界を概観する。