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- オルレアン大公暗殺
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中世フランスの政治文化
Un meurtre,une socie´te´.岩波書店
ベルナール・グネ 佐藤彰一(西洋中世史) 畑奈保美- 価格
- 5,390円(本体4,900円+税)
- 発行年月
- 2010年07月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000224079
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[BOOKデータベースより]
一四〇七年一一月二三日、パリの街角で起きたある殺人が、ひとつの社会の命運を大きく狂わせた。王国一の権勢を誇るブルゴーニュ大公のジャンが、王弟ルイを謀殺するという前代未聞の事件は、百年戦争、王の病気、教会分裂といった情勢とも相俟って、フランスを混乱と分裂の渦へと陥れたのである。暗殺には、いかなる政治・社会構造が内包されていたのか。人々はこのスキャンダルをどうとらえ、いかに対処しようとしたのか。中世史の第一人者が、事件という名の「歴史の泡」から中世社会のありようを読み解き、「事件史」の意味を問い直す。社会史を通り抜けた歴史叙述のあらたな到達点。
第1部 社会の相貌(社会のイメージ;身分の階梯;秩序;無秩序;緩和の手段)
[日販商品データベースより]第2部 謀殺とその帰趨(事件の横顔;緊張(一四〇〇‐一四〇六年);謀殺(一四〇七年);大嵐(一四〇八‐一四一五年);論争(一四一三‐一四一六年);復讐(一四一五‐一四一九年))
1407年11月23日、パリの街角で起きた王弟殺人事件が、フランスを大混乱へと陥れた…。中世史の第一人者が、事件という名の「歴史の泡」から中世社会の構造と心性を描き出す。歴史叙述の新たな到達点。