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[BOOKデータベースより]
昭和三十年代の「昭和史論争」を初め、これまで、昭和史をめぐっては様々な論争が繰り広げられてきた。今日でも、国を超えた歴史共同研究が進む一方、個別のテーマに関して、依然として対立点が存在する。これまでの論争は果たして本質的なものであっただろうか?15のテーマに関して、史実を整理し、より本質的な問題点を提示する。
満州事変前後の国家改造運動
[日販商品データベースより]二・二六事件と新統制派
日中戦争と「現地解決・不拡大」
南京事件―戦場における残虐行為とは
太平洋戦争とその歴史的本質
毒ガス・原爆・大量殺りく兵器を許した論理
北方四島、北海道占領をめぐるドラマ
「敗戦」と向き合うということ
東京裁判が真に問うていること
占領期に見る宰相の資質
占領は解放か。それとっも抑圧か
強制連行の実態を考える
沖縄県の本質を見つめる
慰安婦問題に見る「戦場と性」
昭和天皇の歴史的役割を分析する
太平洋戦争、東京裁判、昭和天皇、南京事件、沖縄戦、慰安婦問題…。数々の論争を巻き起こしてきた15のテーマに関して、史実を整理し、表層には見えてこない昭和史の本質を探る。