- いまここに在ることの恥
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- 価格
- 704円(本体640円+税)
- 発行年月
- 2010年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784043417117
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[BOOKデータベースより]
国家は人の内面に平気で入りこみ、資本、市場、マスメディアと情報消費者が共犯関係を結ぶ。日常のなにげないルーティンを養分にして今風のファシズムが蔓延する現代。そこに拭っても拭いきれない罪や恥のにおいを嗅ぎつける著者が、屍臭に満ちた薄暗がりの内奥に眼をこらし、躰のすみずみまで広がる恥辱の根源を問いただす。抗いがたい死の足音を聞きながら、突きあげる衝迫にかられてなし得た思索の極限。
炎熱の広場にて―痛み、ないしただ見ることの汚辱
[日販商品データベースより]口中の闇あるいは罪と恥辱について
邂逅―紅紫色の木槿のかげ
名残の桜、流れる花
書く場と時間と死―『自分自身への審問』の場合
一犬虚に吠え、万犬それに倣う―小泉劇場と観客の五年間
いまここに在ることの恥―諾うことのできぬもの
脳出血、そして大腸癌と、ある日突然、二重の災厄に見舞われた著者が、恥辱にまみれた「憲法」「マスメディア」「言葉」「記憶」……を捨て身で書き抜く、思索の極限。いま、私たちは何を考えるべきなのか!