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[BOOKデータベースより]
あっくんのおとうさんは、なかなか帰ってこない日があります。そんな夜、おとうさんはどこでなにをしているのでしょう?おとうさんが息子に語る、四季折々の不思議な不思議な夜の物語。
[日販商品データベースより]あっくんのお父さんは、なかなか帰ってこない日がある。そんな夜、お父さんはどこで何をしているのだろう。「昨日の夜、お父さんは…」。お父さんが息子に語る、四季折々の不思議な不思議な夜の物語。〈受賞情報〉野間児童文芸賞(第48回)
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低学年向けのお話のようですが、この本を読んで父親業のテキストだと思ってしまいました。
あっくんのお父さんはいつも帰りが遅いようです。
仕事でしょうか?お付き合いでしょうか?それが別として、お父さんは遅くなったことについて言い訳をします。
それが素晴らしく明るくて子どもを引き込んでしまうようなお話なのです。
それをばかばかしいと思う年頃になったらこの手は通用しないのかもしれませんが、思わずお父さんを許してしまう要素を秘めていると思います。
お父さんは嘘つきではいけないけれど、楽しいホラ吹きは大いにすべし。
ユーモアを鍛えることと、子どもの想像力の中に入って行くサンプルとして、とても楽しいお話です。
4つのお話が書かれています。
穴を掘って地底の湖でナマズを見つけたとか、ボートを漕いでカミナリの子どもを助けたとか、ホームランを打って空に星を戻したとか、春を呼ぶ帽子を追いかけていたとか、たわいもない話を大真面目でするお父さんはきっと人気者です。(ヒラP21さん 50代・千葉県 男の子13歳)
【情報提供・絵本ナビ】