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[BOOKデータベースより]
雪の中からひょっこり顔を出したフキノトウ、パラボラアンテナのように春の日差しを集めるフクジュソウ、田んぼ一面に咲き誇るレンゲ、ひっそりと咲く可憐なカタクリ、でんでん太鼓にしたナズナ、草笛にして遊んだピーピー草、風に揺れるススキの銀の穂波、真っ赤に染まったカラスウリ、そして、遠い万葉や紫式部の時代から愛でられてきた秋や春の七草など、日本の原風景を彩る、どうしても残しておきたいふるさとの野草を描く。
田んぼの野草(セリ―毒と薬は紙一重;コオニタビラコ―比べられて鬼になる ほか)
[日販商品データベースより]畦道の野草(ハハコグサ―母と子の節句;チチコグサ―母と子にはかなわない ほか)
水辺の野草(カサスゲ―科学技術もかなわない;ヒシ―だから忍者は持ち歩く ほか)
雑木林の野草(フキ―かわいい春の使者;フクジュソウ―まだ来ぬ春を先取り ほか)
草地の野草(オニユリ―鬼と呼ばれた花の工夫;ノアザミ―国を救った英雄 ほか)
田んぼ一面に咲き誇るレンゲのじゅうたん、草笛にして遊んだピーピー草、草原を埋め尽くしたススキの銀の穂波…。遠い万葉や紫式部の時代から人々と共にある、日本人なら残しておきたい懐かしい野草を紹介する1冊。