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- 閑人生生
-
平成雑記帳2007ー2009
朝日文庫 た51ー2
- 価格
- 726円(本体660円+税)
- 発行年月
- 2010年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784022616586
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[BOOKデータベースより]
私達は、この世の物事をすっきり言い当てる言葉を、慎重に退けなければならない―。金融破綻、食品の産地偽装、自殺増加、対応が後手後手に回る政府。この国で起こる複雑な悲喜劇を、時に呆れ、絶望しながらも作家・高村薫は見つめ、考え、理性の言葉で書き続けた。「AERA」連載を文庫化。
三年に一度の夏の風物詩
橋崩落で揺らぐ「私のアメリカ」
身体で記憶し続ける、六十二年前の夏
お金という記号
地球は「美しい星」か
敬老の日とはなんだろう
「想定」という幻想
確かな絶望が刺激する
「いい子」とは何か
国連に憧れた子どもの頃〔ほか〕