- ぶんぶくちゃがま
-
- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2010年03月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784097268857
[BOOKデータベースより]
むかし、いっぴきのたぬきが、ちゃがまにばけた。でも、火にかけられて、「ブンブクブンブク!あついあつい!」ってころげまわるうちに、もとにもどれなくなってしまったんだよ。そんなとき、ふるどうぐやと出あったたぬきは、なんともたのしい見せものごやをはじめることに。さあさ、どなたさまも、とくとごろうじろ。ちゃがまにばけたたぬきが大かつやく。
[日販商品データベースより]茶釜に化けたたぬきのかるわざをごらんあれ
お寺に迷い込んだたぬき、人に見つかりそうになり茶釜に化けたのはよかったが、火にかけられて熱い熱いところげまわるうちに、もとのたぬきに戻れなくなってしまいます。
古道具屋の親父さんに拾われたたぬきは、お礼に軽業の芸を見せて大人気。大もうけした後は、お寺でのんびりと暮らしたということです。
館林市の茂林寺に伝わる伝説をもとに、動物の恩返しのお話が融合して、愉快な昔話になって伝わってきたということです。
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この絵本は「ぶんぶくちゃがま」の絵本の中でも、特に最近出たもののようです。
富安さんの再話だし、最近気になる植垣さんの画だし、期待を込めて読みました。
最後に児童文学作家の千葉幹夫さんの後書きがありますが、これを読むと「ぶんぶくちゃがま」にもいろいろなバージョンがあることが分かります。
栗あたまの子坊主さんが、和尚さんにいわれて、(たぬきが化けた)茶釜を洗い、半泣き状態で囲炉裏にかけているさがたは特に笑えました。
植垣さんのちゃがま、よかったですよー。
見世物小屋に集まる江戸の町とかも、なかなか味わいがありました。
今の子どもたちはあまりこの話を知らないかな?(少なくともうちの子はあまり知りませんでした)
今度学校の読み語りに使ってみたいと思います。(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子15歳、女の子10歳)
【情報提供・絵本ナビ】