- 鶴屋南北
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笑いを武器に秩序を転換する道化師
日本史リブレット 人 064
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2010年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784634548640
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[BOOKデータベースより]
南北は我らの同時代人!近世は区別がきびしかった。士農工商、被差別民などの身分秩序、男と女、親と子などの人倫、死と生、善と悪などの信仰や倫理、思考の枠組みまで堅固な区別があった。南北は、「笑い」を武器にこの区別を突破した。微笑、苦笑、哄笑、軽蔑の笑い、黒い笑い…さまざまな笑いを駆使して境界を超え、固定した秩序を転換してみせた道化師南北。現代人にとっても、笑いは有力な武器。南北こそは我らの同時代人。
鶴屋南北の作風と時代
[日販商品データベースより]1 『東海道四谷怪談』の時代
2 南北と賎民
3 修業時代
4 道化師南北
5 南北の怪談劇
6 南北の生世話
7 南北はわれらの同時代人
近世は区別が厳しかった。身分秩序、性別、生と死、善と悪、思考の枠組みまで堅固な区別があった近世時代に、様々な笑いを駆使して境界を超え、固定した秩序を転換してみせた南北の生き様を紹介する。