- もろこしのたからもの
-
遣唐使
きゅーはくの絵本 10
- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2009年10月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784577037669
[BOOKデータベースより]
20年にいちど、国をあげての大使節団に14歳のつくしは、はじめて加わります。めざすは、はるかもろこしの国。たくさんの期待をつみこんで、船は大海原へとこぎだしました。
[日販商品データベースより]20年に1度の、国をあげての大使節団に、14歳のつくしは初めて加わる。めざすは、はるかもろこしの国。たくさんの期待をつみこんで、船は大海原へと漕ぎ出す…。唐に渡った留学生たちの苦難や情熱を描いた絵本。
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先日、テレビで阿倍仲麻呂のドキュメンタリーを見て以来、
「けんとうし」にハマりかけてる息子。
その「けんとうし」の絵本で、さらに、
行ったことのある九博の出版している絵本とだけあって、
さすがにこれは食いついてきた!
物語は、「つくし」という10代の少年が主人公。
若くして遣唐使の一団に加えてもらったつくしが、
皇帝陛下に謁見するシーンでは、
「ほんとにこんなことあったのかな?!」なぁんて
半信半疑の息子でしたが、
唐に渡ってきて20年、遣唐使井真成の死や、
真成からあずかった経典を命がけで日本に持ち帰るつくしの姿には、
心を打たれたようでした。
つくしは、実在の人物ではないけれど、
かつて大勢の人が、命がけでもろこしへ渡り、
そしてまた命がけで帰国し、
さまざまな文物、文化を伝えたことは事実。
その歴史の壮大さに、心を打たれる一冊です。(ムスカンさん 30代・東京都 男の子9歳、女の子4歳)
【情報提供・絵本ナビ】