- 幕末維新「英傑」たちの言い分
-
坂本龍馬から相楽総三まで
PHP文庫 か23ー12
- 価格
- 692円(本体629円+税)
- 発行年月
- 2009年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784569673332
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[BOOKデータベースより]
「勤皇か佐幕か、開国か攘夷か」―幕末維新の大混乱期に満を持すかのごとく各地で輩出した傑物たちが夢見たものは、一体何だったのか。本書では、幕末の英雄・坂本龍馬をはじめ、新選組局長・近藤勇、安政の大獄で散った吉田松陰など、勇名を馳せた「英傑」15名を取りあげ、各々の「言い分」を紹介。通説の裏に隠された、英傑たちのホンネ、知られざる真相に迫る歴史読み物。
1 龍馬と周りの男たち(幕末の志士中の“一番人気” 坂本龍馬―わが為すことは我のみぞ知る;時代の混乱に乗じて「三菱財閥」を築いた政商 岩崎弥太郎―龍馬の志をつぎ、時の権力と闘いつづけた快男児;龍馬の陰に隠れた名わき役 中岡慎太郎―みずから信ずる道を邁進する;三文字割腹をして果てた土佐勤王党の首領 武市瑞山―おのれの信ずるがままに生きた「至誠の人」;晩節を汚した維新の大立て者 後藤象二郎―磊落の英雄として面白く世を渡る)
2 非業に散った男たち(若くして「安政の大獄」で処刑される 橋本左内―大西郷も褒めちぎった天才肌の志士;志なかばで逝った「回天の志士」 清河八郎―辞世の歌は死を覚悟してのもの!?;政府転覆をはかった罪で梟首に処せられる 雲井龍雄―理想の政治を求めて戦いつづけた詩人;維新政府に謀殺された幕臣随一の主戦派 小栗上野介忠順―日本近代化の礎となった先験的な改革者;西郷ら幹部に翻弄された悲劇の二流志士 相楽総三―われ最後まで草莽の志を捨てず)
3 あの「有名人」たちの意外なホンネ(維新の“起爆”人材をはぐくむ 吉田松陰―野に叫ぶ民族の預言者;幕末動乱を先駆した風雲のヒーロー 高杉晋作―奔放な進退で自主開国の血路をひらく;理想と現実の矛盾が失敗をまねく 板垣退助―自由平等の実現にささげた一生;最後は板橋の馬捨て場で斬首された新選組局長 近藤勇―武士としていさぎよく散った最期;幕末・明治を二君に仕えて生きた風見鶏 榎本武揚―日本の近代化にすべてを捧げた「最良の官僚」)