[BOOKデータベースより]
祭りの夜には、ねずみ石をさがせ。かなう願いは、ひとつだけ―。中学一年生のサトには、四年前のお祭りの記憶がない。恒例の子供向けイベント「ねずみ石さがし」の最中に、道に迷って朝まで行方しれずだったのだ。同じ夜、村ではひとつの惨殺事件が起こっていて、今でも未解決のまま。交錯する少年たちの想いが、眠っていたサトの記憶に触れたとき、事件は再び動き始める。瑞々しい青春推理長編の最新作。
[日販商品データベースより]中学1年生のサトには、4年前のお祭りの記憶がない。同じ夜に起こった惨殺事件は、今でも未解決のまま。交錯する少年たちの想いが、眠っていたサトの記憶に触れた時、事件は再び動き始める…。
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中3の上の子の朝読用に図書館で見つくろってきました。
実は、最近親子でハマっている「大崎梢」さんの作品です。
大崎梢さんは、「配達赤ずきん」という本屋の店員が主人公の推理小説でデビュー。このシリーズも何冊か出ていて、最高に面白いのですが、まずは、こちら「ねずみ石」から紹介したいです。
小学校高学年以上、中高生ー大人まで、ぐいぐい引き込まれる面白さがあります。それでいて、ちゃんと目線は主人公の中学1年の男の子なんです。
中学生ならではの、大人っぽい考え方になっていく感じや、どこかすると子どもっぽい感性や行動が、同年代の子どもたちの共感を呼びそうな気がします。
小さな村の祭りに起きた殺人事件にまつわるミステリーなので、ミステリー好きには特にお薦めしたいですね。
この作品で特にすごいな。と感じるのは、小さな村の歴史や人間関係。脇役に至るまで1人1人の立場や性格が、無理なくしっかりと描かれているところでした。
まるで、パズルがハマるように解決へと向かって動いていく物語だなーと、思いました。
すごくお薦めです。(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子15歳、女の子10歳)
【情報提供・絵本ナビ】