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- 跳んだ『源氏物語』
-
死と哀悼の表現
新典社新書 40
新典社
天野紀代子
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2009年09月
- 判型
- B40
- ISBN
- 9784787961402
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[BOOKデータベースより]
仮名で物語をつづることがはじめられて間もないころ、空前絶後の傑作『源氏物語』は誕生した。これほど壮大にして精妙なフィクションが、なぜ創出されえたのか。光源氏の母の死に始まり、物語を通底する死と哀悼を縦軸に、筆者紫式部が目にしていた「絵」に焦点をあて、源氏物語が跳んだ軌跡を辿る。
1 桐壺更衣哀悼―長恨歌図屏風から(主人公の母の設定;桐壺更衣と「楊貴妃の例」 ほか)
[日販商品データベースより]2 夕顔・葵―物の怪による死と哀悼(光源氏、廃院で死に立ち会う;夕顔を弔い、ひと月の病臥 ほか)
3 密かな哀悼、悼まれない死(藤壺入滅―今年ばかりは墨染に咲け;「若菜」以降、敗者復活の物語 ほか)
4 紫上哀悼、幻の世界へ(露のように消え、煙となった紫上;新年から一年、月次屏風の展開で ほか)
仮名で物語を綴ることが始められて間もない頃、空前絶後の傑作「源氏物語」は、なぜ創出されえたのか。物語を通底する死と哀悼を縦軸に、紫式部が目にしていた「絵」に焦点をあて、源氏物語が跳んだ軌跡を辿る。