マッカーサーと戦った日本軍

ニューギニア戦の記録

ゆまに書房
田中宏巳　

• 価格: 4,180円（本体3,800円＋税）
• 発行年月: 2009年08月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784843332290

内容情報

[BOOKデータベースより]

「地獄の戦場」から生還した兵士たちが踏みしめた祖国には、仇敵マッカーサーが君臨していた。十八万人もの戦死者は何のために死んだのか。その新たな位置づけ。

なぜニューギニア戦を取り上げるのか
なぜニューギニア戦は起こったのか
第一期ニューギニア戦―日本軍の攻勢と豪軍主力の連合軍の反撃
第二期ニューギニア戦（日・米豪軍の激闘と日本軍の難関越え；島嶼戦と航空戦）
第三期ニューギニア戦―昭和十八年の空白　唯一の戦場
第四期ニューギニア戦（第十八軍の最終的抵抗と戦線の西進；豪軍の掃討戦と米軍のフィリピン進攻；自給自足つき降伏と復員）

[日販商品データベースより]

膨大な日米豪の資料・文献を渉猟し、太平洋戦争史におけるニューギニア戦の重要性を論じる。海戦中心の戦史に一石を投じる書。日本と米豪の、軍の機構、政治体制、産業発展度合い、教育や価値観の違いをも論じる。