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- おつきみどろぼう
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- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2009年07月
- 判型
- B4
- ISBN
- 9784418098040
[BOOKデータベースより]
こっそりこっそり、おつきみどろぼう。おつきみこっそりちいさなかげがうつっています。「みてみて、おだんごをたべてるぞ。わー、うさぎだ。あっ、かにもいる!」日本の年中行事で、子どもたちは、おつきみの日に限って、よそのうちのおつきみだんごをどろぼうしてもよいとされている風習をもとに創作したお話。
[日販商品データベースより]今日は十五夜。どこの家も、お月見だんごを作ってお供えする。このだんごは、誰でもこっそりとって食べていいんだって。こっそり狼くんのところに来た、お月見どろぼうは誰かな。お月見の時に読み聞かせしたい絵本。
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おばあさんが、おつきみだんごを作っています。「きゅっきゅっ、ころころ」「おつきさまがよろこんでくれますように。みんながおおぜいたべにきてくれますように」すすきと花と秋のたべものと一緒に、おだんごをおそなえしたおばあさんは、おつきみどろぼうに出かけます。「さあて、みんなのおだんごはどんなかな」たぬきさんや、ねずみさんや、くまさんや・・・動物たちの家の軒先で、いろんな形のおだんごをこっそりつまんだおばあさん。けれど、ある家の縁側には、すすきだけ。「あら? おだんごはまあだ?」家の中にいたのはおおかみで「おいらのおだんごなんか、だれもたべにこないよ」と言います。「つくってみましょうよ」と提案するおばあさん、一緒に作りはじめます。すると・・・?そもそも「おつきみどろぼう」って何でしょう? このお話は、「おつきみどろぼう」の風習をもとに創作したそうなんです。「おつきみどろぼう」は日本の年中行事で、子どもたちはおつきみの日に限って、よそのうちのおつきみだんごをどろぼうしてもよい、とされていたんですって。どろぼうされた家にはよいことがあると言われるそうですよ(日本版ハロウィンとも言われるそう)。知らなかった!カバーの折り返しには「おつきみ」の風習についてや、おだんごの作り方も書かれています。物語だけでもワクワクする時間を満喫できますが、年中行事としての事柄を知ると「二度おいしい」気分。絵本の中、やさしそうでおしゃれなおばあさんが歩く夜の風景は、濃紺や薄紫の闇夜に、黄金色の明かりがじーんとくるほどあざやかで、胸にしみこみます。日本の夜が香るような絵本です。
(絵本ナビライター 大和田佳世)
十五夜に、おばあさんがお月見のお団子を作っています。
この日はどこの家でもお月見団子を作ってお供えします。
お月見団子は誰でも食べていいことになっていて、お団子がなくなると、良いことがたくさんあるそうです。
お団子を供え終えたおばあさんは、他の家のお団子を食べに行きました。
それぞれの家の特徴が出ているお団子を、おばあさんはたくさん食べて回ります。
でも、あれれ?
お団子を供えていない家がありますよ。
誰の家かというと……。
その家の人は、自分は怖がられているから誰も食べに来ないと、お団子を作る前からあきらめていたのです。
その考え、悲しいですね。
でも、おばあさんは放っておいたりしません。
お団子のようにしっかりと優しく包んで、あきらめていた人を幸せにするのです。
これぞ絵本、さすが絵本だと、読んだ後思いました。
絵本、やっぱり素敵です。(めむたんさん 40代・三重県 男の子19歳)
【情報提供・絵本ナビ】