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[BOOKデータベースより]
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こんやはおまつりです。１年に１度の満月の夜、動物たちが「ことの葉」を手に会話を楽しみ始めるのですが…。
[日販商品データベースより]動物たちが言葉を話せる月夜のおまつり 一年に一度の満月の夜、言葉をもたない動物たちが、「ことの葉」を手に話をします。最初は戸惑っていた彼らも次第に思い思いに会話を楽しみ始めるのですが……。
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のマークが目印です。
阿部夏丸さんの低学年向けの読物は、寓話的というのか考えさせられるものが多いような気がします。
言葉をもたない動物たちが、ことのはまつりというお祭りで、ことのはを手にすることで、自分の伝えたい気持ちを伝えられることになります。
そんな時にはどんな言葉を相手に伝えたいと思うでしょうか。
言葉があることで正確に気持ちが伝わるかといえばそうでもなく、相手をおもんぱかる気持ちがなければ、言葉によって傷つけてしまうこともあるでしょう。
動物たちのやりとりの中で、気持ちのいい言葉の交換であれば、それはそれで素晴しいんだろうなあと思いつつ、言葉の難しさも同時に感じるのです。
分量も少なく低学年向け読み物ではありますが、高学年の子どもが読んでも今使っている言葉について深く考える機会が得られそうなそんな感じがしました。（はなびやさん 40代・愛知県 男の子９歳）
【情報提供・絵本ナビ】