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行動とそのしくみ 動物の多様な生き方 2
共立出版 酒井正樹
点
節足動物などの13の行動レパートリーとしくみを紹介。
探索―まずは探すことから捕獲―1回の食事を得るにも一苦労逃避―逃げるが勝ち擬死―むだな抵抗はやめよう交尾―始まったらもう止められない摂食―ハングリーではいられない寄生―主が服を脱ぐとき清掃―もしも、それをしなかったら…建築―安らぎの我が家づくりも楽じゃない変身―生き残るためのモデルチェンジ定位―何をたよりに目指すのか通信―会話はボディーランゲージで社会的絆―おしゃべりはケミカルで
動物は何のために生きているのか。生物学では、それは自分の遺伝子を残すためであるということになっている。この目的を遂行するため、動物は多かれ少なかれ、ワンセットの行動レパートリーをもっている。移動し、探し、襲い、食う。また、逃げ、隠れ、だまし、ときには変身することもある。そして、交信し、つがい、すみかをつくり、さらには協力し合い、社会的絆をつくることもある。こうした行動は、彼らの生活圏の物理的環境、また餌や天敵などの生物的環境と深く関わっており、各レパートリーには驚くべき多様性がみられる。本書『動物の生き残り術』では、13の行動レパートリーとしくみが紹介される。登場する動物はおもに節足動物である。彼らは、シンプルな体制をもちながらも地球上で最も繁栄を誇っており、行動の多様性においてはほかを凌駕している。彼らから得られる知識は、ヒトを含む高等動物の行動メカニズム解明に大いに参考となるし、また工学的応用へのヒントにもなりうる。本書では、行動生物学・神経行動学のエッセンスを、現在活躍中の若手・中堅の方々に紹介いただいた。それぞれの分野は、研究の進展度によって、メカニズムの解明が行動レベルにとどまっているものもあれば、神経レベルに迫るものもある。しかし、いずれにおいても、話題は基礎から最新の知見にまで及んでいる。この本が刺激となって、読者の動物行動への興味がふくらみ、さらにそのしくみへの関心が高まるとしたら、執筆者一同、このうえない喜びである。(序文より抜粋)
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
節足動物などの13の行動レパートリーとしくみを紹介。
探索―まずは探すことから
[日販商品データベースより]捕獲―1回の食事を得るにも一苦労
逃避―逃げるが勝ち
擬死―むだな抵抗はやめよう
交尾―始まったらもう止められない
摂食―ハングリーではいられない
寄生―主が服を脱ぐとき
清掃―もしも、それをしなかったら…
建築―安らぎの我が家づくりも楽じゃない
変身―生き残るためのモデルチェンジ
定位―何をたよりに目指すのか
通信―会話はボディーランゲージで
社会的絆―おしゃべりはケミカルで
動物は何のために生きているのか。生物学では、それは自分の遺伝子を残すためであるということになっている。この目的を遂行するため、動物は多かれ少なかれ、ワンセットの行動レパートリーをもっている。移動し、探し、襲い、食う。また、逃げ、隠れ、だまし、ときには変身することもある。そして、交信し、つがい、すみかをつくり、さらには協力し合い、社会的絆をつくることもある。こうした行動は、彼らの生活圏の物理的環境、また餌や天敵などの生物的環境と深く関わっており、各レパートリーには驚くべき多様性がみられる。
本書『動物の生き残り術』では、13の行動レパートリーとしくみが紹介される。登場する動物はおもに節足動物である。彼らは、シンプルな体制をもちながらも地球上で最も繁栄を誇っており、行動の多様性においてはほかを凌駕している。彼らから得られる知識は、ヒトを含む高等動物の行動メカニズム解明に大いに参考となるし、また工学的応用へのヒントにもなりうる。
本書では、行動生物学・神経行動学のエッセンスを、現在活躍中の若手・中堅の方々に紹介いただいた。それぞれの分野は、研究の進展度によって、メカニズムの解明が行動レベルにとどまっているものもあれば、神経レベルに迫るものもある。しかし、いずれにおいても、話題は基礎から最新の知見にまで及んでいる。この本が刺激となって、読者の動物行動への興味がふくらみ、さらにそのしくみへの関心が高まるとしたら、執筆者一同、このうえない喜びである。
(序文より抜粋)