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[BOOKデータベースより]
愚直にも、内在的にウィトゲンシュタインの倫理を読み解く。語り得ないもの、それは“私”であり、“生”そのものである。
第1章 『論考』の読み方(従来の諸解釈の分類;論理的解釈と倫理的解釈 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 「像の理論」(素朴な「像の理論」とその問題点;『論考』以前の「像の理論」―「可能性」概念の導入 ほか)
第3章 「倫理的なもの」に向かって(「生の全体としての肯定」という倫理;命題的態度の分析 ほか)
第4章 「はしご」としての『論考』(「像の理論」をどう読むのか;ウィトゲンシュタインの「はしご」 ほか)
従来の「論理哲学論考」解釈で断絶して扱われてきた、言語論と倫理という2つのテーマを統合し、本来の思想的内実を浮き彫りに。愚直にも、内在的にウィトゲンシュタインの倫理を読み解いた1冊。