- 思考する言語 上
-
「ことばの意味」から人間性に迫る
NHKブックス 1130
The stuff of thought.- 価格
- 1,276円(本体1,160円+税)
- 発行年月
- 2009年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784140911303
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[BOOKデータベースより]
人は思考の基本となる概念を生得的にもつ。それは「所有」「移動」「目的」などの概念で、言語に組み込まれ、単語の「意味」や、単語と構文の結びつきを規定し、また、これらの概念を柔軟に組み合わせて人は思考する。give、put、takeなどのベーシックな動詞の概念を手がかりに、文法を知らない幼児が複雑な動詞構文をどのように習得し、人の心がことばの意味をどう表象するのかを明らかにする。極端な生得説や語用論、言語決定論を実証的に退け、思考と言語のダイナミックな関係を解き明かす。
第1章 ことばは世界をどう捉えるか―五つのトピックから(ことばと思考のかかわり;ことばと現実のかかわり;ことばと社会のかかわり ほか)
[日販商品データベースより]第2章 動詞構文から見える人間本性―概念意味論のダイナミズム(動詞と構文の複雑な関係;幼児はいかに所格構文を習得するのか;地と図の反転―認知の柔軟性 ほか)
第3章 こころは「意味」をどう表象するか―三つの理論の検証から(五万個の生得的概念?―極端な生得主義;「動詞の意味」は分解できる―極端な生得主義への反論;ことばの意味など存在しない?―ラディカル語用論 ほか)
文法を知らない幼児が、複雑な動詞構文を使いこなせるのはなぜか。言語習得の前提となり、世界を認識するために生得的にもつ基本概念=思考の言語を解き明かし、言語と社会の関係をも論ずる。