絵解きでわかる聖書の世界

旧約外典偽典を読む

青土社
秦剛平　

• 価格: 2,640円（本体2,400円＋税）
• 発行年月: 2009年04月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784791764747

内容情報

[BOOKデータベースより]

聖書が聖典化される過程で、傍流・異端とされた文書群―外典偽典文書。外典とはギリシア語で「アポクリファ」といい、「隠されたもの」を意味するという。ではそこにはいったい何が隠されているのだろうか？ユダヤ・キリスト教研究の第一人者が、１２０点余りの図像資料を読み解き、もう一つの聖書の見方に迫る、野心的絵解きレクチャー。

第１講　聖書の外典や偽典を学ぶ大切さ
第２講　トビト記とユディト記―烈女と敵将の首
第３講　ギリシア語訳エステル記―民族絶滅の危機と復讐
第４講　マカバイ記一とマカバイ記二―ねじ伏せられた一神教の神
第５講　ダニエル書補遺―燃え盛る炉の中の若者たち
第６講　マカバイ記三とマカバイ記四―犬死にとしての殉教のはじまり

[日販商品データベースより]

聖書の「旧約外典偽典」という謎めいた「異端文書」を読み解く。ユダヤ・キリスト教研究の第一人者が、１２０点余りの図像資料から、もう一つの聖書の見方に迫る、斬新で野心的な絵解きレクチャー。