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[BOOKデータベースより]
一枚の葉書の上で、からみ合い、切り結び合う絵と言葉―。北の造形家と南の詩人が投げ掛け合った豊饒な表現世界。往・来5000キロを旅した葉書の、裏も表も楽しんで下さい。
火の山は男山か女山か
青虫の忘れ形見の蝶なれば
湧いてくる雪がある
永遠は蛇のようにからみあった
秋彼岸花が咲いた
果物はふれあったところから
闇に咲く花花に咲く闇
雪どけのころ凍るおもい
したしたしたた蜜を吸いに
花見の頃来たたよりの返事を〔ほか〕