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[BOOKデータベースより]
二〇世紀初頭の大いなる転換期に、もう一つの宇宙意識、異なった宗教意識を求めて、人の心の「昼と夜」を探険した、類まれな精神の軌跡。多重人格や霊媒現象などの異常心理の研究から、宗教経験の世界へと分け入り、座礁寸前に追い込まれた理性が紡ごうとする新しい意味と、秘かな音楽に耳をすます。「科学から宗教へ」、巨大な落差を跳躍した経験は、やがて純粋経験の哲学と多元的宇宙論という、革命的な世界観に結実する。生と存在の根源としての純粋経験を包む、色彩と音楽と精神性にあふれた、曼荼羅のような多元宇宙。西田幾多郎、鈴木大拙、フェヒナー、宮沢賢治らと交差させつつ、理性と非理性のはざまを抜けて、いきいきしたヴィジョンのほうへと歩んだ思想の冒険を描き出す。
第1部 科学から宗教へ(理性と境を接するもの;『心理学原理』からの出発;多重人格と心霊研究)
[日販商品データベースより]第2部 そして多元的宇宙のヴィジョンへ(神秘―理性と野生の音楽としての;純粋経験の世界;多元的宇宙)
生命観に溢れた宇宙像と純粋経験の哲学。多重人格と霊媒現象を入り口に宗教経験の世界へ分け入り、新たな存在論的着想と、曼荼羅にも似た多元的宇宙の描像に辿り着く。理性と非理性の境をゆく、根源的な思想の冒険。