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[BOOKデータベースより]
ベーシック・インカムは直接的には新しい社会保障の考え方であり、何より貧困問題の解消に一役買うことができると私は考えているけれども、本書は社会保障についての技術的なものではなく、もう少し別のものを目指している。個人の生活と社会の関係、労働とは何か、といった事柄について改めて考えてみる、そんな本のつもりである。近年におけるグローバリゼーションのなかで、約二〇〇年の歴史をもつ「ベーシック・インカム(基本所得)」の概念が世界的に注目を集めている。この新しい仕組みは、現代社会に何をもたらすのか。労働、ジェンダー、グローバリゼーション、所有…の問題を、あらゆる角度から捉え直す。
第1章 働かざる者、食うべからず―福祉国家の理念と現実
[日販商品データベースより]第2章 家事労働に賃金を!―女たちのベーシック・インカム
第3章 生きていることは労働だ―現代思想のなかのベーシック・インカム
間奏「全ての人に本当の自由を」―哲学者たちのベーシック・インカム
第4章 土地や過去の遺産は誰のものか?―歴史のなかのベーシック・インカム
第5章 人は働かなくなるか?―経済学のなかのベーシック・インカム
第6章 “南”・“緑”・プレカリティ―ベーシック・インカム運動の現在
「家事は労働である」という主張は、「すべての人に所得を保障する」という主張につながる。その思想的系譜と理論的基盤を論じる。個人の生活と社会の関係、労働とは何かなど、あらゆる角度から捉え直す。