- 楽園の眠り
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- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2009年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784198929336
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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sige
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虐待する奴は死ななきゃ直らない
幼児虐待をするのが、女房に逃げられた防犯係の刑事だからいただけない。
虐待を避けて逃げ出した子どもの逃亡生活、そしてそれを追跡する刑事とのチェイサーがスリル万点だ。逃げても逃げても僅かな手がかりをもとに近づいてくる父親の姿は不気味。
父親は、十分に反省したから子どもを返せというが、“今反省していても自分の思うとおりに事が運ばなくなるとまた暴発する”という見方は賢明だろう。
どのような展開になるのかと楽しみに読んだが結末はちょっとがっかり。しかし逃亡・追跡小説としてはなかなか面白い。
[BOOKデータベースより]
あさな子の柔らかい肌。いたぶるのは麹町署生活安全課の刑事・友定伸。息子の雄介への暴力を止められない。ある夜、雄介が行方不明になった。託児所から抜け出した雄介を保護したのは女子高生の大原妙子。実父から性的虐待を受けていた妙子は雄介を紫音と名づけて、新たな生活を夢見る。夜の闇の中、焦燥と絶望が疾走する。馳ノワールが深化した。