金融資産崩壊

なぜ「大恐慌」は繰り返されるのか
祥伝社新書　１４０

祥伝社
岩崎日出俊　

• 価格: 836円（本体760円＋税）
• 発行年月: 2009年02月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784396111403

内容情報

[BOOKデータベースより]

百年に一度といわれる金融危機は、さらなる拡大をつづけている。一九三〇年代の世界大不況は、株価がピーク時の九分の一になって、やっと止まった。人類はふたたび大恐慌の地獄を見るのだろうか。アメリカの家計は、六・七兆ドル（約六〇〇兆円）を超す純資産を失ったとされる。日本の家計も、株や投信の含み損が一二〇兆円にのぼる。消費税の税収一〇年分以上の金がなくなってしまったのだ。金融危機から逃れられる人はいない。企業年金は破綻し、貯金が目滅りし、仕事が次々となくなっていく。誰の身の上にも等しく襲いかかってくる金融危機の実態を観察し、対処法を考えるための好著。

第１章　リーマン・ショックは大恐惨につながるのか
第２章　「二〇〇七年までの現代」と似ていた「大恐惨前の一九二〇年代」
第３章　人類が八〇年前に経験した恐怖
第４章　日本では政策の失敗が昭和恐惨をより悲惨なものとした
第５章　成功しなかった「恐慌脱出への試み」
第６章　金融資産の崩壊

[日販商品データベースより]

金融危機から逃れられる人はいない。企業年金は破綻し、貯金が目減りし、仕事が次々となくなっていく…。誰の身の上にも等しく襲いかかってくる金融危機の実態を観察し、対処法を考えるための好著。