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[BOOKデータベースより]
花や鳥の声で季節を感じるのと同じように、お菓子でも季節感を味わえる。それが和菓子のいいところ。季節の風物をすっかり取り入れて、お菓子にまとめる巧みさはおみごと。和菓子の奥深さと季節感を是非味わって。
お菓子暦(一月(冬至 雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)―花びら餅;小寒 芹乃栄(せりすなわちさかう)―辻占 ほか);二月(大寒 鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)―節分豆;立春 東風解凍(はるかぜこおりをとく)―今川焼 ほか);三月(雨水 草木萌動(そうもくめばえいずる)―雛祭り菓子;啓蟄 蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)―草餅 ほか) ほか)
[日販商品データベースより]和菓子の歴史年表
極私的お菓子カタログ(饅頭;団子 ほか)
四季の移り変わりをお菓子にたくし、日本人は、おいしく楽しく味わってきた。花びら餅、雛祭り菓子、桜餅、粽、水ようかん、おはぎに大福、かりんとう…。和菓子でぐるりと辿る1年間。