- きりんはダンスをおどれない
-
Giraffes can’t dance.
PHP研究所
ジャイルズ・アンドレア ガイ・パーカー・リース 牧野M.美枝- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2009年02月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784569689340
[BOOKデータベースより]
きりんのジェラルドは、おどりたいのに、足が細すぎて、首も長すぎます。年にいちどのジャングル・ダンスのおまつりでは、イボイノシシがワルツをおどり、チンパンジーはチャチャチャ、そしてライオンはタンゴをおどります。でも、「きりんはおどれないんだ」といって、みんながジェラルドをからかいます。そんななか、こおろぎだけは、ジェラルドがおどれると信じてくれました。そして「きみがほんとうにおどりたいなら、いつだって音楽が聞こえてくるよ」と教えます。そこでジェラルドは、自分の心のメロデイーに合わせて、体をゆらしはじめます。テンポのいいお話と、のびのびとしたイラストのこの絵本は、どの子どもにも、自分のもつ可能性のすばらしさを、やさしく教えてくれます。
[日販商品データベースより]きりんのジェラルドは踊りたいのに、足が細すぎて、首も長すぎる。みんなに「きりんは踊れないんだ」とからかわれ…。どの子どもにも、自分の持つ可能性の素晴らしさをやさしく教えてくれる絵本。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- おやすみレストラン おすしやさん
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2023年12月発売】
- おやすみまくら
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2023年12月発売】
- さいこうののらねこ シルバー
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2025年03月発売】
1999年のイギリスの作品。
表紙のきりんが、バク転しているかのような姿に惹かれて読みました。
これは、想像以上に弾けた作品です。
主人公は、きりんのジェラルド。
あまり走るのが得意でないという設定です。
そんなある日、年に1度のジャングル・ダンスの開催日がやってきます。
アフリカの動物達が、ダンスするのですが、その仕草といったら大笑いできるもの。
実に良く、その動物の特徴を捉えています。
ライオンのタンゴとか、チンパンジーのチャ チャ チャなんて、是非見たいものです。
で、ジェラルドと言えば、ダンスが上手く踊れないのに、何でこの会場に来たのかと、みんなの笑いもの。
その笑い転げるシーンも、確かに動物ならこんな笑い方をするだろうなと思えるものです。
後半は、落ち込んだジェラルドが、こおろぎに勇気づけられて、1人でダンスを始めるシーンで始まります。
少し背中を押されただけなのに、ジェラルドは、その潜在能力を開花することが出来るのですが、「まず、出来ないという前にやってみる」ことの大切さを諭してくれる作品です。
至極単純なのですが、それが、この絵本の魅力。
分かりやすくて、その絵の楽しさとの相乗で、水準の高い絵本に仕上がっていると思います。
パパに読み聞かせして欲しい、オススメの作品です。(ジュンイチさん 40代・広島県 男の子12歳、男の子6歳)
【情報提供・絵本ナビ】