- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(1週間程度で出荷)
- 散歩の文化学 1
-
《思想・多島海》シリーズ 12
ホモ・アンブランスの誕生
- 価格
- 3,850円(本体3,500円+税)
- 発行年月
- 2009年01月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784588100123
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 幸福学の先生に、聞きづらいことぜんぶ聞く
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2022年12月発売】
- 加入礼・儀式・秘密結社
-
価格:5,280円(本体4,800円+税)
【2014年01月発売】
- 実践ポジティブ心理学
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2017年08月発売】
- ウェルビーイング
-
価格:990円(本体900円+税)
【2022年03月発売】
- 地域産業政策の現代的意義と実践
-
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2015年09月発売】
[BOOKデータベースより]
ヒトは一体いつ頃から、散歩を始めたのか―ホモ・アンブランス(散歩人)は古代都市とともに誕生し、都市生活の倍音を伴ったひとつの原初的な定位行動として、散歩は“界隈”という“見えない都市”の隠れた系譜を脈々と紡いできた。バビロンの広場で“神義”を乞う人、アゴラを歩くソクラテス、パサージュの遊歩人ベンヤミン、戦後日本の焼跡・闇市の歩行者らに及ぶ、散歩という日常行動の古層と深層を照らし出す。うろつき、立ち止まり、曲がりくねる“ろば”=生活者の視点から捉えた都市の原像。
“散歩人”の誕生と輪廻転生
[日販商品データベースより]第1部 散歩人の発生学的根拠―界隈の系譜学(“人間の道/ろばの道”;文法的記憶喪失―ゲームの履歴;焼跡‐闇市‐商店街―“界隈”の散歩人;パチンコ屋‐パサージュ‐ブルヴァール―陶酔と覚醒;文体の履歴―定位シンタクスの浮遊)
第2部 古代的界隈を歩いた人々(予備的考察 都市から領邦へ―古代的制度圧の型;古代バビロニアの散歩人―“神義論”の発生;ソクラテス―アゴラの散歩人)
結び 界隈の系譜とその情念型
森林から豊饒にして危険なサバンナに歩み出たヒト。その歩行が、ヒト自身を造り、都市を産み出してきた。「出て、寄って、帰る」散歩文化の豊かな系譜を紡ぎ出し、散歩という日常行動の古層と深層を照らし出す。